2008年5月のぶらぶらフォト日記


5月31日(土)

昨日は万博公園にぶらぶら撮影。 ここは入場4時半まで、閉門時間が5時という、やる気があるのか、ないのかわからない公園で、普段なら、まだこれからだろ〜という時に、「閉門ですから帰ってくださ〜い」とアナウンスがある。

しかしながら、昨日から「蛍の夕べ」という催しが日本庭園で始まったみたいで、少し遅くまでぶらぶらとできた。

今日の写真は鉄鋼館と太陽の塔。 建築とアート、建築がラインを超えて、アートの領域に入ることは、難しいというか、無理というか・・・昨日撮りながらそう感じた。 岡本さんの残した塔は無邪気で無敵で、ソートー強い。











5月22日(木)

奥歯のつめものが外れて近くの病院の歯科へ行く。 久々の歯医者はやっぱり、待合時に聞く、シュイ〜ンという音で気がめいり、シュイ〜ンとされると、やっぱり痛い。

今日の写真は西宮、阪急甲陽園駅近く。 正面の白いシャツを着た人がいるところが駅の改札。












5月28日(水)

久しぶりにサン・テグジュペリの「星の王子さま」、なんど読んでも美しい。 

キツネの言う「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」は、読むたびにジ〜ンとなる。 

今日の写真は、京都亀岡の亀山城跡地にある花明山(かめやま)植物園。 あの明智光秀の居城であった亀山城の跡地所有者が、ある宗教団体であることは、あまり知られてない。













5月27日(火)

オープンページの写真をチェンジ、朝日放送新社屋、設計は隈研吾。 普通なんだけど、普通となんか違う、なんかちょっとだけ違う、なんだろう? 隈さんが人気なのがわかる気がする。

今日の写真は梅田の、あの赤い観覧車から見た大阪駅周辺。












5月26日(月)

昨日は家の近くの現場に、歩いて下見に行く。 途中、満池谷の墓地の中の道を通る。 何度か通ったことがあるが、ここの墓地は静かで、のどかで、歩いていて、心がとても安らぐ、い〜感じの墓地だ。 ここから見る甲山が一番かもな〜

今日の写真は、その満池谷墓地。 もう少し右にカメラを振れば甲山が見えたのですが・・・残念です。 












5月24日(土)

昨日も個展の準備、やっと案内状ができただけ、これから作品の段取り、時間かかるな〜

今日の写真は京都、嵐山。 保津川を下ってきた船は、ここで引き上げられ、トラックで亀岡まで帰る。 ちなみに船頭さんはJRの電車で亀岡まで帰っていた。 オープンページは京都、祇園付近の写真にチェンジ。 












5月22日(木)

昨日は梅田のHEP HOLLに、大道さんの写真展をエストモさんと見に行く。 最近、評論家っぽく、えらそ〜になってるという意見があるので、感想は控えたい。

そのあと、初めてあの真っ赤な観覧車に乗った。 平日の真昼間、空はゼッコーの青空の、ピーカンの竣工写真日和で、ぶらぶら写真日和じゃないよな〜 と思いながら、デジで大阪の街の俯瞰をパチリパチリと撮影。

エストモさんは高所恐怖症だったのを忘れていたみたいで、乗ってすぐ、そのことを思い出し、景色は見ないで、手すりをしっかりと握り締めて「うごくな〜うごくな〜」と、叫んでいた。

今日の写真は西宮、北山貯水池。 後ろの山は甲山、なんか「星の王子さま」の、ゾウをこなしているウワバミみたいな形だ。













5月20日(火)

今回の個展は、建築家の人にも見てもらいたいと思い、セッセ、セッセとダイレクトメールの住所を書き込んでいっているのだが、設計事務所の多いこと、多いこと。 

しかしながら、これだけ設計事務所は多いのに、なんでうちの仕事は少ないのだろう・・・まあ、しゃあないか〜

今日の写真は西宮、甲陽園本庄町あたり。中央のムクッとしてるのが甲山。












5月19日(月)

個展用写真の最終セレクト完了。 フッ、フフとなる。

今日の写真は西宮浜、中央左のプクッと盛り上がっているのが甲山。












5月18日(日)

快晴が続いているが、家で個展案内状のデータ入力。 最近、運動不足気味。

今日の写真は大阪難波、新歌舞伎座。












5月16日(金)

ミヤンマーと中国で大災害、「地震のため、オリンピックは1年ほど延期します」と中国政府が発表すれば、世界は中国を真の大国と認め、日本はマジで、中国恐るべしと、びびるんだろう。 どうするコキントー、オリンピックなんてドーでもいいじゃない、とにかく被災した人々の救済を急ごうじゃないか。

今日の写真は兵庫県三木市、呑吐(どんと)ダム。











5月14日(水)

ある雑誌で川端康成の美術品、骨董品コレクションを紹介した特集を見た。 ノーベル賞の賞金を使い果たしても、まだまだ足りないぐらいの熱の入れようだったみたいだ。

その中に浦上玉堂の国宝、「凍雲篩雪図」(とううんしせつず)の写真が載っていた。 川端も所蔵品の中で最も愛した作品と書いてあったが、さすがにすごい。何が凄いかっていうと、絵が持っているスゴミだ。 技術の習得だけじゃ、どーにもならんプラスアルファ、というものなのだろう。

技術的、テクニック的には同じなのだが、出来上がった作品にでてくる違い、そこんとこが、個性というか、持って生まれたものというか、生きざまというか・・・やってる本人には、わからないもんなんだろうけどね。

今日の写真は京都山科区、五条別れ交差点付近のマンション。たぶん高松さんの作品かな〜と思うのだが、詳しいことは、わからない。 それにしてもこのデザインのこだわりというか、執着というか、なんというか・・・ やってる本人は、わかってないんだろうな〜












5月13日(火)

日曜日は自転車でぶらぶら撮影に。 距離は稼げるが撮影枚数は少なくなるし、キョロキョロしながらの脇見運転は少々危険で、怪しい。

オープンページの写真は2年程前のモノクロの写真。この写真を撮っている時も通行人に怪しまれ、近所の人に「この人は大丈夫だから」なんて言ってもらって助かったのだが、最近の路上スナップは気を使うと言うか、撮りづらいと言うか・・・

路上で、それも人物中心にスナップしている写真家達には、よ〜やるな〜と、いつも感心させられる。 今の時代、荒木さんの代表作「さっちん」のような子供達のスナップ写真なんて・・・ノンフィクションじゃ、できんよな〜

今日の写真は日曜日の西宮浜。












5月10日(土)

今日は雨、家で個展案内状の準備などなど、だらだらとやる。 なぜかヒジョ〜に寒く、しまっていたセーターを出して着る。 変な気候で、エストモさんは先日から風邪、調子悪そう。

今日の写真は、西宮北口、甲風園あたり。一月ほど前の写真。












5月9日(金)

昨日、今日とモノクロフイルム現像、1年近く前の画像が浮び上がる。 おもしろかったり、楽しかったり、悲しかったり、デジと違ってゆっくりと、じわじわとしみてくる。

薬品といて、フイルムをリールに巻いて、液温はかって、シャカシャカ、シャカシャカ。 デジに比べると、なんか修行しているみたいに感じる。 しかし、これが基本やし、こりゃあ、やめるわけにはいかんね。

 最近、涙もろくなってきた。 連休中の「ちりとてちん」総集編や、今夜の金スマ、イルカの「なごり雪」や村下孝蔵の「初恋」でウルウルとくる。 これは老人性感情疾患というやつなのか・・・ う〜ん、でもな〜 涙見られると、ちょっとカッコ悪いけど、しょうがないよな〜

今日の写真は、モノクロフイルムよりスキャンした1枚。木に登ったペケ。











5月7日(水)

今日は大阪に打ち合わせと納品、難波から本町までぶらぶら、本町から梅田までぶらぶら歩こうと思ったが、なんか暑いし、光もベタベタやし、やめて地下鉄で梅田へ。

久々のヨドバシカメラ、モノクロの薬品、ペーパーの少なさにガクッとなったが、まあしょうがないよな、自分だってプライベートはほとんどデジやもん。 

今回買った薬品で現像するの30本弱のフイルムが半年分のモノクロフイルム、少ないよな〜 しかしながら、このゆるいペースもなんか捨てがたい感じで、これはこれで、このままゆるゆると継続していこう。

今日の写真は西宮、中殿町あたり。












5月5日(月)

大して大変じゃない仕事が少し残っているときの休日って、なんかな〜 と、言って仕事を片付けてしまうのも、「まだ日があるから後にしよ〜」なんて事になり、だらだら。 気合入れなアカンね・・・連休明けから・・・

今日の写真は、昨日の西宮北口、県立芸術文化センターの通路。












5月3日(土)

ゴールデンウイーク、なんか気合が入らず、ダラダラとなる。 僕だけじゃなくて、人間皆そんな感じなんかナ〜 余裕とか暇があるのは、あまりいいことじゃないらしい。 退屈してる人には魅力がないもんな。 でも、お金の余裕なら1度はしてみたいな〜

と、いいながらも、写真の整理や個展準備、あい間に入江さんの写真集「回想の大和路」をぱらぱら眺める。 
昭和20年代後半から、30年代中ごろにかけてのモノクロームの風景写真は絶品、この空気感、距離感・・・すばらしい。

中でも、れんげ畑のむこうに牛がつながれていて、そのむこうに切妻白壁の農家の家並み、さらにその向こうに薬師寺の東塔が見える「西の京の春」なんていう写真は・・・オリジナルプリントほし〜 と、なるぐらいいい。

しかしながら35年以降のカラー写真になってからは、人を入れ込むとか、手持ちのスナップ写真から、大型カメラでキチッと撮る、造形的写真に向かわれたようだ。

そのころの年譜を見てみると、昭和35年、浪速短期大学デザイン美術科教授に就任、その翌年写真専攻主任教授、37年に「国宝」シリーズ開始、奈良、京都の仏像や建築を、大型カメラでカラー撮影・・・

う〜ん、仕事が忙しくなってきたんか〜 教授か〜バカな事もできんよな〜 どちらがいいかと聞かれれば、当然、昭和35年以前のモノクローム・・・ う〜ん、ヤッパ、暇はいるね・・・どっちや〜

今日の写真は京都先斗町の鴨川側。












5月1日(木)

今日から5月、昼間は半袖で十分、ニュースで北海道は今日30度といっていたが、この先どうなることやら、今から夏の暑さがが心配だ。

今日は個展の準備で会場の下見やら展示の方法の検討やら。 下記の内容でやりますんで、よろしければ是非。

                            平 桂弥写真展
                           
                           「建物風景」〜赤い倉庫

             日時   6月18(水)〜6月23日(月) 10時〜19時 (最終日は17時まで)

             場所   西宮市六湛寺町10番11号 西宮市民会館1階 ギャラリーアミティ
                   阪神西宮駅市役所口より徒歩1分、 JR西宮駅より徒歩10分

まあ、あと1ヵ月半、ちょっと早いけどこんな感じです。変更はないと思いますけど・・・

今日の写真は亀岡、南郷公園のアヒル。 先日、水戸で白鳥や黒鳥が殺される事件があったが、もう、ドーノ、コーノ言わずに、あちこちに防犯カメラを設置した方がいいと思う。 ほんま情けない話しやけど・・・人のプライバシーも大切だが、人の命や動物の命、花の命の方がもっと大切だろう。